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クロゴケグモノカイ3 黒後家蜘蛛の会〈3〉 【新版】

黒後家蜘蛛の会〈3〉

在庫あり

定価
1,012円(本体価格:920円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
  1. 海外ミステリ > 連作短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
414ページ
初版
1981年2月27日
改訂
2018年8月10日
ISBN
978-4-488-16711-0
Cコード
C0197
文庫コード
M-ア-2-3
装画
久保田眞由美
装幀
中村聡

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内容紹介

〈黒後家蜘蛛の会〉には数々のお楽しみがある――会員たちによる丁々発止の会話、ゲストが食後に提供する多様な謎、そしてその難問を見事に解決する偉大なる給仕ヘンリーの名推理が。黄金パターンを確立した、殿堂入りの連作ミステリ短編集第3巻には、火星や日蝕の様相など科学の領域から、アメリカ大統領にまつわるトリビアまで、多岐にわたる分野に材を取った全12編を収録。訳者あとがき=池央耿/解説:東川篤哉

目次

「ロレーヌの十字架」
「家庭人」
「スポーツ欄」
「史上第二位」
「欠けているもの」
「その翌日」
「見当違い」
「よくよく見れば」
「かえりみすれば」
「犯行時刻」
「ミドル・ネーム」
「不毛なる者へ」

著者紹介

アイザック・アシモフ

アメリカの作家。1920年、ロシアに生まれ、3歳で家族とアメリカに移住しニューヨークで育った。35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF専門誌に短編が掲載され作家デビュー。40年代の“SF黄金時代”の立役者の一人となり、50年、自身が考案した〈ロボット工学の三原則〉に基づく連作短編集『わたしはロボット』で一躍脚光を浴びた。SFの代表作に、壮大な未来叙事詩《銀河帝国の興亡》シリーズ、またミステリの代表作に、安楽椅子探偵物として名高い《黒後家蜘蛛の会》シリーズがある。一般向け科学解説書をはじめ、ノンフィクションも数多く発表した。92年没。

池央耿 (イケヒロアキ)

1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ドン・ペンドルトン「マフィアへの挑戦」シリーズ、アシモフ「黒後家蜘蛛の会」1~5、ニーヴン&パーネル「神の目の小さな塵」、ホーガン「星を継ぐもの」ほか多数。

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