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キュウニントシデジュウニンダ 九人と死で十人だ

九人と死で十人だ

在庫あり

定価
1,012円(本体価格:920円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. ヘンリ・メリヴェール卿シリーズ
判型
文庫判
ページ数
302ページ
初版
2018年7月27日
ISBN
978-4-488-11845-7
Cコード
C0197
文庫コード
M-カ-1-43
装画
ヤマモトマサアキ
装幀
折原若緒/フォーマット:本山木犀

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内容紹介

第二次大戦初期、エドワーディック号は英国の某港へ軍需品を輸送すべくニューヨークの埠頭に碇泊していた。危険きわまりないこの船に、乗客が九人。航海二日目の晩、妖艶な美女が船室で喉を掻き切られた。右肩に血染めの指紋、現場は海の上で容疑者は限られる。全員の指紋を採って調べたところが、なんと該当者なし。信じがたい展開に頭を抱えた船長は、乗り合わせた陸軍省の大立者に事態収拾を依頼する。そこへ轟く一発の銃声、続いて大きな水音! ヘンリ・メリヴェール卿シリーズ、初文庫化作品。解説=横井司

著者紹介

カーター・ディクスン /ジョン・ディクスン・カー

アメリカの作家。1906年生まれ。〈不可能犯罪の作家〉といわれるカーは、 密室トリックを得意とし、 怪奇趣味に彩られた独自の世界を築いている。 本名ではフェル博士、 ディクスン名義ではヘンリ・メリヴェール卿 (H・M) が活躍する。 作風は 『赤後家の殺人』 等初期の密室ものから、 『皇帝のかぎ煙草入れ』 など中期の心理トリックもの、 そして 『死の館の謎』 等晩年の歴史ものへと変遷した。1977年歿。

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