大統領候補ミッテランとの会食直後、交通事故で死亡した哲学者、記号学者ロラン・バルト。彼の手許からはある文書が消えていた。これは単なる事故ではない! 誰がバルトを殺したのか? 捜査にあたるバイヤール警視と若き記号学者シモン。この二人以外の主要登場人物のほぼすべてが実在の人物たち。フーコー、デリダ、エーコ、クリステヴァ、ソレルス、アルチュセール、ドゥルーズ、ガタリ、ギベール、ミッテラン……という綺羅星のごとき人々。謎の秘密クラブ〈ロゴス・クラブ〉とは? フィクションと真実について、言葉の持つ力への愛を描く傑作! 訳者あとがき=高橋啓
*第10位〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10 海外部門
ゲンゴノナナバンメノキノウ 言語の七番目の機能
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- 定価
- 3,300円(本体価格:3,000円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 四六判上製
- ページ数
- 478ページ
- 初版
- 2020年9月25日
- ISBN
- 978-4-488-01676-0
- Cコード
- C0097
- 写真
- (C)Ulf Andersen/GAMMARAPHO
- 装幀
- 柳川貴代