無実の罪で投獄された男は、十年ぶりにかつての仲間の前に現れた――メランコリックな詩情が横溢する「札幌に来た二人」ほか、非情な結末を乾いた文章で綴ったサスペンスフルな表題作など全14編を収録。全集第4巻は「ある誤報」「ネオンの曠野」「上品な老人」「穴無し熊」「北の罠」など、雑誌に掲載されたまま今日まで書籍化されていなかった幻の作品を多数集めたファン垂涎の書。著者あとがき=高城高/解説=池上冬樹
*讀賣新聞11月30日(日)書評欄「本よみうり堂」内のコーナー「ポケットに1冊」で(律)氏により紹介。
高城高全集4 カゼノミサキ 風の岬
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内容紹介
目次
「踏切」
「ある誤報」
「ホクロの女」
「風への墓碑銘」
「札幌に来た二人」
「気の毒な死体」
「風の岬」
「飛べない天使」
「ネオンの曠野」
「星の岬」
「上品な老人」
「穴無し熊」
「北の罠」
「死ぬ時は硬い笑いを」
「ある誤報」
「ホクロの女」
「風への墓碑銘」
「札幌に来た二人」
「気の毒な死体」
「風の岬」
「飛べない天使」
「ネオンの曠野」
「星の岬」
「上品な老人」
「穴無し熊」
「北の罠」
「死ぬ時は硬い笑いを」