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コノヨニヒトツノホン この世にひとつの本

この世にひとつの本

在庫あり

定価
880円(本体価格:800円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
312ページ
初版
2015年12月11日
ISBN
978-4-488-43312-3
Cコード
C0193
文庫コード
M-か-8-2
装画
龍神貴之
装幀
大野リサ

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内容紹介

高名な書家・幽嶺が、山奥の庵から忽然と消えた。後援する大塔印刷では、御曹司の三郎へと捜索の命を下す。だが、工場でも病死者が相次ぐ異常事態が。これは会社存亡の危機だ! いささか頼りない三郎が、社長秘書・南知子と、史上最速の窓際族・建彦と両方の事件を探りはじめると、一見無関係なふたつが、ある貴重な書物へとつながっていき──。文字と稀覯書をめぐるミステリ。解説=古山裕樹

著者紹介

門井慶喜 (カドイヨシノブ)

1971年群馬県生まれ。同志社大学卒。2003年「キッドナッパーズ」で第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞、06年に最初の著書となる『天才たちの値段』を刊行する。16年『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』が第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を、18年『銀河鉄道の父』が第158回直木賞を受賞。主な著書に『人形の部屋』『この世にひとつの本』『シュンスケ!』『東京帝大叡古教授』『家康、江戸を建てる』『屋根をかける人』『新選組の料理人』『にっぽんの履歴書』がある。

著訳者の既刊本

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