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ニンギョハソラニカエル 人魚は空に還る

人魚は空に還る

在庫なし

定価
748円(本体価格:680円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. 帝都探偵絵図 1
判型
文庫判
ページ数
300ページ
初版
2011年10月28日
ISBN
978-4-488-42111-3
Cコード
C0193
文庫コード
M-み-6-1
装画
下村富美
装幀
大野リサ

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内容紹介

富豪の夫人の元に売られてゆくことが決まった浅草の見世物小屋の人魚が、最後に口にした願いは観覧車へ乗ることだった。だが客車が頂上に辿りついたとき、人魚は泡となって消えてしまい──。心優しき雑誌記者と超絶美形の天才絵師、ふたりの青年が贈る帝都探偵物語。明治の世に生きる彼らの交流をあたたかに描いた、新鋭の人情味あふれる作品集第一弾。表題作を含む五話収録。解説=村上貴史

目次

「第一話 点灯人」
「第二話 真珠生成」
「第三話 人魚は空に還る」
「第四話 怪盗ロータス」
「第五話 何故、何故」

著者紹介

三木笙子 (ミキショウコ)

1975年、秋田県生まれ。2008年『人魚は空に還る』でデビュー。続けて同じ〈帝都探偵絵図〉シリーズである『世界記憶コンクール』『人形遣いの影盗み』『怪盗の伴走者』を刊行。他の著書に『帝都一の下宿屋』『赤レンガの御庭番(エージェント)』『帝都千一夜 美男のシェヘラザード』などがある。

著訳者の既刊本

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