モロコシトウカゲン もろこし桃花幻
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内容紹介
道に迷った漁夫が行き着いたのは、戦乱を逃れた民の子孫が王朝の変遷も知らず平和に暮らしているユートピアだった──陶淵明『桃花源記』を思わせるのどかな村にやってきた、陶華ら旅の一行。成り行きで道連れになった、一癖も二癖もありそうな集団である。果たして、一行の世話係が殺され、村人が多数遺体となって見つかるという事態に発展。陶華らの中に下手人がいるはずだと詮議が始まって……。『銀侠伝』『紅游録』に続く銀牌侠シリーズ第三弾、初の長編で登場。文庫オリジナル。著者あとがき=秋梨惟喬