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コドウ 鼓動 P分署捜査班

鼓動

在庫あり

定価
1,210円(本体価格:1,100円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 警察小説
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
342ページ
初版
2024年6月14日
ISBN
978-4-488-29607-0
Cコード
C0197
文庫コード
M-テ-19-4
写真
David Smith/BigDaveSmith/Getty Images
装幀
中村聡

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内容紹介

四月初めの朝。ロマーノ刑事がP分署近くのゴミ集積所で見つけたのは生後間もない赤ん坊だった。赤ん坊は急いで病院へ運ばれ、捜査班の面々は親探しに奔走するが、ある情報が事態を思わぬ方向へ導いていく。いっぽう、アラゴーナ刑事は初対面の少年に懇願され仔犬を探す羽目に。実は管内で犬猫の失踪事件が多発していて──小さな命のため奮闘する刑事たちを描く、人気警察小説! 解説=若林踏

著者紹介

マウリツィオ・デ・ジョバンニ

1958年ナポリ生まれ。銀行に勤めるかたわら応募した文学コンテストで高く評価され、2006年に長編Le lacrime del pagliaccioで本格的に作家デビュー。同書を第一作とする〈リチャルディ警視〉シリーズと、ロヤコーノ警部を主人公に13年刊の『P分署捜査班 集結』から開始した〈P分署捜査班〉シリーズのふたつで知られる。〈P分署捜査班〉は17年より本国イタリアで連続テレビドラマの放送が始まった。

直良和美 (ナオラカズミ)

東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書、ローザン「チャイナタウン」「ピアノ・ソナタ」、フレムリン「泣き声は聞こえない」、デ・ジョバンニ「集結」、テイ「ロウソクのために一シリングを」など。

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