判型:文庫判
ページ数:284ページ
初版:2011年10月21日
ISBN:978-4-488-07068-7
Cコード:C0195
文庫コード:L-の-1-2
装画:北見隆
装幀:北見隆
ミステリ作家・評論家であり、創作講座の講師でもあった著者が、作品の執筆過程を豊富な例文や自らの失敗談を織り交ぜ10ステップにわけて丁寧にまとめた、面白くてためになる参考書。人物の描き方や視点の取り方といった技術的な部分から、読んでおくべき傑作やネタ本の紹介まで、これからミステリを書きたい人に最適な一冊。 著者あとがき=野崎六助
野崎六助
(ノザキロクスケ )1947年東京生まれ。最初の著書『幻視するバリケート』(のち『復員文学論』と改題)以降、多岐に亙る評論活動を展開し、92年には『北米探偵小説論』で第45回日本推理作家協会賞を受賞した。他の評論に『アメリカン・ミステリの時代』『物語の国境は越えられるか』などがある。94年には『夕焼け探偵帖』で小説家としてもデビュー、『ドリームチャイルド』『ラップ・シティ』『超・真・贋』『給食ファクトリー』などの作品を発表している。