「向うからやって来た見知らぬ男が、いきなり僕を叩きのめしたのである」小林秀雄は早熟の詩人ランボオとの出会いの衝撃をこう記した。彗星のごとく登場し、人間の愚劣と文明を呪詛し、瞬時にしてアフリカの沙漠に光芒を没した天才の作品を小林訳で贈る永遠の美神の書、巻末に訳者によるランボオ論(、、)を併録。解説=高橋英夫
「向うからやって来た見知らぬ男が、いきなり僕を叩きのめしたのである」小林秀雄は早熟の詩人ランボオとの出会いの衝撃をこう記した。彗星のごとく登場し、人間の愚劣と文明を呪詛し、瞬時にしてアフリカの沙漠に光芒を没した天才の作品を小林訳で贈る永遠の美神の書、巻末に訳者によるランボオ論(、、)を併録。解説=高橋英夫