タンテイショウセツロン(ピーオーディーバン)

探偵小説論〈I〉

  【POD版】

氾濫の形式

笠井潔


探偵小説論〈I〉

ジャンル
ノンフィクション・その他 > 評論・研究
レーベル
キイ・ライブラリー

判型:オンデマンド (ペーパーバック)
ページ数:346ページ
初版:2017年9月1日

ISBN:978-4-488-06001-5
Cコード:C0095



内容紹介

探偵小説は第一次大戦という人類史上初の大量殺戮戦争に直面した後、開花した――とする持論を克明に跡付け、横溝正史から松本清張、中井英夫に至る探偵小説第二の波を体系立てた、画期的な戦後日本探偵小説論である。


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笠井潔

(カサイキヨシ )

1948年東京都生まれ。79年にデビュー作『バイバイ、 エンジェル』で第6回角川小説賞を受賞。 ミステリ作家、伝奇作家として活躍する傍ら、精力的な評論活動を展開。 98年に『本格ミステリの現在』の編者として第51回日本推理作家協会賞を受賞、 2003年には『オイディプス症候群』『探偵小説論序説』で、第3回本格ミステリ大賞を、小説、評論・研究の両部門で受賞。 主な著作は『テロルの現象学』『哲学者の密室』『ヴァンパイヤー戦争』『魔』など。