著者のライフワークともいうべき本書は、我が国で唯一の探偵小説の系統的な歴史書である。第二巻は、乱歩の登場以後、隆盛を極める大正期のわが国探偵文壇の歴史。甲賀三郎、大下宇陀児、角田喜久雄、水谷準等の活躍を描く。そして最大の母胎となった「新青年」の動きを追う。
著者のライフワークともいうべき本書は、我が国で唯一の探偵小説の系統的な歴史書である。第二巻は、乱歩の登場以後、隆盛を極める大正期のわが国探偵文壇の歴史。甲賀三郎、大下宇陀児、角田喜久雄、水谷準等の活躍を描く。そして最大の母胎となった「新青年」の動きを追う。