■ 浜松町の〈ブックストア談〉がオリジナルに企画し、店頭にてフェア展開しています“東京創元社社員が選ぶ、それぞれのベスト文庫フェア 第2弾”をご紹介いたします。
■ 下記のURLから〈ブックストア談〉のサイトへ跳ぶことができます。 http://www.bunkyodo.co.jp/
●『赤ちゃんをさがせ』青井夏海
【編集部 神原 推薦】これを読んで自宅出産に決めました。助産師ってすごい!! 謎まで解いてくれるなんて。
●『雪のマズルカ』芦原すなお
【営業部 森 推薦】夫が残したものは忘れがたい過去とリボルバー。あまりにも切なく格好いい女探偵小説!
●『孤島パズル』有栖川有栖
【編集部 伊藤 推薦】すべてがロジックに奉仕する、窮極の美学。
●『煙の殺意』泡坂妻夫
【編集部 桑野 推薦】よくこの本を人様におすすめするのですが、軒並み好評、絶賛の嵐。 【編集部 宮澤 推薦】まるで傑作選のように、どの作品も面白い。驚異的な短編集です。
●『人でなしの恋』江戸川乱歩
【営業部 小笠原 推薦】ランポは短編にあり! 女はリアルに上手いよね、な「接吻」。見世物小屋ゴスのひな形「踊る一寸法師」。文字通り(ひとでなし)な表題作「人でなしの恋」等。ワールド全開です。
●『黒いハンカチ』小沼丹
【営業部 山口 推薦】牧歌的な時間が流れる昭和のミステリ
●『空飛ぶ馬』北村薫
【編集部 いとう 推薦】これを読んでアコガれて、気付いたら指導員の資格まで取っていました。トランポリン。(物語の筋には関係ありません)
●『夜の蝉』北村薫
【出版部 Y 推薦】姉と妹、お互いに対する複雑な感情を男性作家に描写される怖さ。北村薫は恐ろしい。
●『邪馬台国はどこですか?』鯨統一郎
【総務部 飯塚 推薦】……東北地方だそうです。
●『新・世界の七不思議』鯨統一郎
【総務部 飯塚 推薦】『邪馬台国はどこですか?』の姉妹編です。著名な世界史上の謎が解決? されてしまってます。
●『凍える島』近藤史恵
【出版部 渋谷 推薦】ミステリとしてではなく読む。叶わぬ恋を抱く女性の切なさがいい感じです。同じ著者による『ガーデン』もお気に入りです。江國香織さんを読む人が好きかも。
●『大いなる聴衆』永井するみ
【編集部 神原 推薦】クライマックスでびっくり。登場人物と同じ病気じゃん俺って!
●『ゲッベルスの贈り物』藤岡真
【営業部 森 推薦】久々に何も考えずに、おもしろく、一気に最後まで読めました。知っておいて損しない作家です。
●『心のなかの冷たい何か』若竹七海
【営業部 渋沢 推薦】思いもかけぬ冷やりとした手触り。これがヒトというものなのかなぁ。とても印象に残る本。
●『死者を起こせ』フレッド・ヴァルガス/藤田真利子訳
【編集部 古市 推薦】考古学者三人組(ニート含む)と元刑事が、オペラ歌手失踪事件を追う! でもその前に職を探して! 【出版部 村上 推薦】変人揃いの歴史学者たちに大爆笑。研究時代で学者の性格がわかる。
●『青チョークの男』フレッド・ヴァルガス/田中千春訳
【出版部 渋谷 推薦】先ずカバーを見てゾクゾクしませんか? 怖いのに何か惹かれるのは何故。これ読んで東京で青チョークの円が書かれだしたら怖い…。
●『荊の城〈上・下〉』サラ・ウォーターズ/中村有希訳
【営業部 坂本 推薦】長いですが読み易さ抜群! そして読みはじめたら止まりません。休日の朝から読むことをお勧めします。
●『蛇の形』ミネット・ウォルターズ/成川裕子訳
【営業部 森 推薦】人の悪意はどこまで恐ろしくなるものなのか。日常の裏側にある人の素顔が垣間見れます。
●『氷の天使』キャロル・オコンネル/務台夏子訳
【出版部 村上 推薦】この世で一番(と勝手に決めた)かっこいいヒロイン!
●『亡霊たちの真昼』ディクスン・カー/池央耿訳
【編集部 桑野 推薦】これを面白いと感じるならば、カーはすべてOK。貴方の前に広がる豊饒の海。
●『幽霊が多すぎる』ポール・ギャリコ/山田蘭訳
【編集部 桂島 推薦】“ヒーロー”という名の心やさしい名探偵が活躍する逸品。さすが『ジェニイ』の著者です。
●『真夜中の死線』アンドリュー・クラヴァン/芹澤恵訳
【営業部 矢口 推薦】死刑執行まであと17時間と40分! これは無実では!? 手に汗握る展開に読みはじめたらもう止まらない!
●『名探偵登場』ウォルター・サタスウェイト/植草昌実訳
【編集部 牧原 推薦】平均14ページに1回笑えます。1冊で何回笑えるか、計算してみてください。
●『ブラウン神父の秘密』G・K・チェスタトン/中村保男訳
【編集部 古市 推薦】「大法律家の鏡」でニヤリとし、「顎鬚の二つある男」で思わず呆然(殺人の動機が……XXX!)。そして「マーン城の喪主」の深い感動。おすすめです。
●『飛蝗の農場』ジェレミー・ドロンフィールド/越前敏弥訳
【出版部 Y 推薦】薄暗くて肌寒い。不安な夢から覚めたはずが、すっきりしない。もう一度寝る。
●『よいこはみんな天国へ』ジェシー・ハンター/青木悦子訳
【編集部 牧原 推薦】(弱虫の)通り魔に(間違って)誘拐された(気丈な)少女の48時間(の大冒険!)
●『猿来たりなば』エリザベス・フェラーズ/中村友希訳
【編集部 神原 推薦】猿ですよ、やっぱり。
●『四人の女』パット・マガー/吉野美恵子訳
【編集部 桂島 推薦】ミステリの形を借りた、読みごたえ抜群の“愛の物語”。恋愛小説がお好きな方はぜひ。
●『殺人者の顔』ヘニング・マンケル/柳沢由実子訳
【営業部 山口 推薦】これぞ警察小説。味な役者が出ています。
●『夢なき街の狩人』W・L・リプリー/岩田佳代子訳
【編集部 牧原 推薦】ちょい悪オヤジになんか、ならなくていい。もう持っているはずだから――こんなカッコ良さを。
●『夜鳥』モーリス・ルヴェル/田中早苗訳
【編集部 伊藤 推薦】体験していない時代なのに懐かしい。ああ、あの頃はよかった……。
●『ピアノソナタ』S・J・ローザン/直良和美訳
【出版部 村上 推薦】ラブ・サスペンスはちょっと…という方にもおススメ。主人公2人の関係が切なくて胸にしみます。
●『小鼠ニューヨークを侵略』レナード・ウイバーリー/清水政二訳
【営業部 矢口 推薦】無謀にも名も無き小国がアメリカに宣戦布告! そして着々とニューヨークを侵略!? 抱腹絶倒間違いなしのユーモア小説の大傑作!
●『月の骨』ジョナサン・キャロル/浅羽莢子訳
【編集部 宮澤 推薦】“まさかり少年”や“熱々拇指”という魅力的なネーミング。どきどきしながら読んだその期待は、決して裏切られませんでした。
●『蜂の巣にキス』ジョナサン・キャロル/浅羽莢子訳
【編集部 古市 推薦】「ツイン・ピークス」+『スタンド・バイ・ミー』! 昔僕が見つけた変わりものの美少女の死体。彼女の死を調べるうちに、次々奇妙な出来事が……。
●『ラヴクラフト全集〈1〉』H・P・ラヴクラフト/大西尹明訳
【営業部 小笠原 推薦】アニメ・ゲーム・音楽と、邪な影響を受けたクリエイターはきっと多いはず。邪神の原点、とくとご覧あれ。
●『宇宙消失』グレッグ・イーガン/山岸真訳
【編集部 小浜 推薦】イーガンの前にイーガンなし。イーガンの後にイーガンなし。僕は実は『万物理論』よりこっちが好きです。
●『海底二万里』ジュール・ヴェルヌ/荒川浩充訳
【出版部 Y 推薦】陸上生活がつまらなく思える。死ぬなら海……いや、生きるなら海。
●『渚にて』ネビル・シュート/井上勇訳
【編集部 小浜 推薦】泣いてください。呆然としてください。これはSFだけが流すことのできる涙。『終末のフール』を超えます。
●『時間のかかる彫刻』シオドア・スタージョン/大村美根子訳
【営業部 片野 推薦】幻の名作集が再び買えるようになりました。傑作「時間のかかる彫刻」は必読ですが、「〈ない〉のだった――本当だ!」がおバカでおすすめです。
●『みんな行ってしまう』M・M・スミス/嶋田洋一訳
【営業部 渋沢 推薦】胸にグッとくる話ばかりです。少し怖くて、かなり切なくて、どこか懐かしい。良い本読みました。
●『嵐の惑星ガース』E・C・タブ/鎌田三平訳
【総務部 新藤 推薦】25年前に企画した本です。ひさしぶりに読んでびっくり……こんなに面白かったっけ。最近のソフィスティケートされた作品にない力強さが、なかなか心地よいですよ。
●『ラモックス』ロバート・A・ハインライン/大森望訳
【編集部 小浜 推薦】『夏の扉』でもない、『月ムジ』でもない、これこそがハインラインの最高傑作。信じてください。
●『反対進化』エドモンド・ハミルトン/中村融訳
【総務部 新藤 推薦】SFの醍醐味「センス・オブ・ワンダー」を味わうなら、やはり短編でしょう。「わあ、びっくり」と叫びたくなるハミルトン節がここに!
●『未来世界から来た男』フレドリック・ブラウン/小西宏訳
【営業部 渋沢 推薦】世にも奇妙なショート・ショート。どれもすごく短くてスラスラ。
人に話してあげたくなる面白い話も。
●『ウは宇宙船のウ』レイ・ブラッドベリ/大西尹明訳
【総務部 新藤 推薦】とにかく黙って「霜と炎」を読んでください。手に汗にぎるあのドキドキ感。超好きな短編のひとつです。他の作品もすごいぞお。
●『ののちゃん〈12〉』いしいひさいち
【編集部 いとう 推薦】ストレスから解放されます。癒されます。でもときどきポチ(裏表紙にいる犬)がウミウシに見えてしまうのは、目の疲れでしょうか?
●『大問題’05』いしいひさいち
【出版部 渋谷 推薦】『爆笑問題の日本原論』好きなら『大問題』シリーズも読まなきゃ。TVのニュースだけじゃ真実はわからないゼヨ。
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