新しい帯、ＰＯＰができました

書店を舞台に書店員が探偵役として活躍する大崎梢著、成風堂書店事件メモシリーズ『配達あかずきん』『晩夏に捧ぐ』。 同じく、リアルな書店の日常を描いた漫画でブレイクしている『暴れん坊本屋さん』の久世番子氏が手書きPOPで推薦して下さいました。

● POP pdfファイル

今年、生誕100年を迎えた坂口安吾。

小社では、探偵小説の傑作でもあり映画化もされた「不連続殺人事件」や短編を集めた『日本探偵小説全集10　坂口安吾集』を刊行しています。

このたび、生誕100年のオビをつけて出荷中です。

「戯言シリーズ」などで人気を誇る西尾維新の最新作『DEATH NOTE　アナザーノート　ロサンゼルスBB連続殺人事件』が話題になっています。
そして、この作品の冒頭部分に笠井潔『バイバイ、エンジェル』の文章が引用されています。そこで、西尾維新氏から推薦の言葉をいただき、オビをつけて出荷することにいたしました。

西尾維新氏の推薦文

比類なき精度で描かれた、
孤高にして至高の探偵小説。

ふと気づけば奇妙な世界に紛れこんでいる。 ありきたりな日常の崩壊、そこから抜けだせない恐怖。

そんな、背筋も凍るこわ〜い本を5点集めました。
統一オビをつけて出荷中です。

◇フェア参加作品

『ねじの回転』ヘンリー・ジェイムズ
『吸血鬼カーミラ』レ・ファニュ
『怪奇小説傑作集１　英米編 I 』Ａ・ブラックウッド 他
『怪奇礼讃』Ｅ・Ｆ・ベンスン 他
『日本怪奇小説傑作集1』紀田順一郎・東雅夫 編

鮎川哲也の『りら荘事件』を、5月下旬に刊行いたしました。鮎川作品を代表する名探偵星影龍三が初めて登場する作品です。

新刊刊行にあわせ、作者の事実上のデビュー作であり、戦後本格の出発点ともなった名作『黒いトランク』を、有栖川有栖氏・北村薫氏推薦オビで出荷中です。

ゲーム、角川スニーカー文庫等で人気の『斬魔大聖デモンベイン』シリーズが、５月WOWOWにてアニメ化します。それにあわせて、本編の基礎であるクトゥルー神話の祖『ラヴクラフト全集』などを原作者鋼屋ジン氏推薦オビ付で出荷中です。なかでも、『タイタス・クロウの事件簿』『地を穿つ魔』は《デモンベイン》シリーズの原点でもある、連作オカルト探偵小説です。

さまざまなゲーム・アニメ・小説の下敷きとなっているホラ−文学の基本図書、ぜひ、手に取ってみてください。

◇フェア参加作品

『ラヴクラフト全集』（1〜7）H・P・ラヴクラフト／ 大西尹明・宇野利泰・大瀧啓裕 訳
『ラヴクラフトの遺産』ワインバーグ＆グリーンバーグ 編／ 夏来健次・尾之上浩司 訳
『暗黒神ダゴン』フレッド・チャペル／尾之上浩司 訳
『タイタス・クロウの事件簿』ブライアン・ラムレイ／夏来健次 訳
『地を穿（うが）つ魔』ブライアン・ラムレイ／夏来健次 訳

アガサ・クリスティも絶賛する、ディクスン・カーの傑作『皇帝のかぎ煙草入れ』。この作品を、書店員さんの手書き推薦オビで出荷中です。

ダマされたと思って、騙されてください!!

ぜひ、お手にとってみてください。

「けものみち」「アンフェア」「白夜行」など、悪女を主人公にしたドラマの原作が売れています。それに合わせて、クールで格好よく、美しい悪女が活躍する小説を集めました。 事件の鍵を握り操る女の影。悪女たちの競演。特製オビを付けて出荷中です。

◇フェア参加作品

『煙で描いた肖像画』ビル・Ｓ・バリンジャー／矢口誠 訳
『探偵を捜せ！』パット・マガー/井上一夫 訳
『ひとりで歩く女』ヘレン・マクロイ／宮脇孝雄 訳
『雪のマズルカ』芦原すなお
『殺しへの招待』天藤真