■ 浜松町の〈ブックストア談〉がオリジナルに企画し、店頭にてフェア展開しています“東京創元社創立50周年フェア”をご紹介いたします。
■ 下記のURLから〈ブックストア談〉のサイトへ跳ぶことができます。 http://www.bunkyodo.co.jp/
●『黒後家蜘蛛の会』アイザック・アシモフ/池央耿訳
【新藤克己 推薦】通勤用にオススメ。電車の中で数編ずつ楽しんでください。『邪馬台国はどこですか?』がおもしろかった方に。元祖です。
●『わらの女』カトリーヌ・アルレー/安堂信也訳
【伊藤詩穂子 推薦】初めての徹夜本。あの頃はまだ十代だった。今やヒロインの年齢(34)をとっくに……。
●『ストリート・キッズ』ドン・ウィンズロウ/東江一紀訳
【飯塚勝一郎 推薦】大好きな本。ミステリを読まない人でも読めます。胸の痛くなる青春小説。
●『殺人交叉点』フレッド・カサック/平岡敦訳
【渋沢大和 推薦】鮮やか! あまりにも鮮やか! 僕は事前にそういう話だということを知っていたのに騙されてしまいました……。
●『マチルダ――ボクシング・カンガルーの冒険』ポール・ギャリコ/山田蘭訳
【牧原勝志 推薦】この本より痛快な小説があれば、ぜひご一報を! アイデアは奇想天外、ストーリーは痛快無比、そして結末は……! 笑えて泣けて驚ける、これが小説の楽しみです!!
●『真夜中の死線』アンドリュー・クラヴァン/芹澤恵訳
【矢口隆弘 推薦】これを読まずして何を語る! 世の中年男性にすすめる隠れた名作の最高峰! タイムリミットは24時間!
●『狩人の夜』デイヴィス・グラッブ/宮脇裕子訳
【牧原勝志 推薦】祝・映画版DVDリリース!(イマジカ/紀伊國屋書店)小説も傑作なら映画も傑作という稀有の例。類を見ないサスペンスと感動を、ぜひ併せてお楽しみください。
●『惜別の賦』ロバート・ゴダード/越前敏弥訳
【山口 諭 推薦】ミステリだけでなく、小説としても一級品。間違いなし。
●『カーラのゲーム』(上下)ゴードン・スティーヴンズ/藤倉秀彦訳
【山口 諭 推薦】ただのドンパチ物ではないです!ここまでくるか! 上だけでも読んでください。下も買わずにいられません!
●『老人たちの生活と推理』コリン・ホルト・ソーヤー/中村有希訳
【森 千穂 推薦】平均年齢80歳探偵団結成!! 高級老人ホームで起こった殺人事件。警察になんて任せてられない! 自分の身は自分で守るのよ! と、おばあちゃん探偵団があちらこちらと事件を引っかきまわして、さぁ大変!!
●『歯と爪』ビル・S・バリンジャー/大久保康雄訳
【飯塚勝一郎 推薦】異色の返金保証つき本。営業時代、必ず平積みに入れてました。
●『私家版』ジャン=ジャック・フィシュテル/榊原晃三訳
【渋沢大和 推薦】本でも人を殺すことが出来るのです。別に背で殴るわけじゃないですよ(確かに鈍器にもなりますが)。もっと緻密で巧妙な方法があるのです。本の力ってすごいですね。
●『にぎやかな眠り』シャーロット・マクラウド/高田恵子訳
【村上友紀恵 推薦】ハチャメチャな登場人物と意外な展開――。楽しい時間が過ごせること間違いなし!!(ただ、こんな隣人絶対欲しくない!?)
●『北壁の死闘』ボブ・ラングレー/海津正彦訳
【井垣真理 推薦】プロも絶賛の登攀シーン! 冒険小説の王道を行く傑作。
●『夜鳥』モーリス・ルヴェル/田中早苗訳
【伊藤詩穂子 推薦】これを読むと日本語熱が高くなる。ボキャブラリーの在庫一掃、思いっきり背伸びして書いたのが、カバー裏の紹介文です。田中早苗万歳!
●『黄色い部屋の謎』ガストン・ルルー/宮崎嶺雄訳
【飯塚勝一郎 推薦】昔読んで感動した記憶は忘れません。道具を使わない密室トリックに感心、感心。
●『ミミズクとオリーブ』芦原すなお
【山口 諭 推薦】池波正太郎、東海林さだおが好きな方へ。ダンチュウが小説になるとしたらこの本がふさわしい。
●『黒いハンカチ』小沼 丹
【渋谷健太郎 推薦】東京創元社2003年のスマッシュヒット作。あっけらかんと人が死んじゃう。小沼丹……こういう作家なんですか?
●『バイバイ、エンジェル』笠井 潔
【片野巳代子 推薦】笠井潔を代表するシリーズであることはもちろん、日本のミステリ界を代表する傑作。現在5作まで発表されていますが、必ず本作からお読みください。ミステリとしての愉しみ以外にも、現代思想も楽しくわかる(?)ので大変お得!
●『ななつのこ』加納朋子
【伊藤詩穂子 推薦】何人かの運命を確実に変えた。罪な本なのかもしれない。
●『夜の蝉』北村 薫
【村上幸子 推薦】小社刊・北村作品の中ではこれが一番好きです。
●『邪馬台国はどこですか?』鯨 統一郎
【伊藤詩穂子 推薦】この本のお陰で、私は今も会社にいます。
●『二度のお別れ』黒川博行
【渋沢大和 推薦】表紙の三輪車は何なんだろう? と思っていました。最後の最後にその本当の意味がわかりました。その時は涙が止まりませんでした。切なかったです。
●『雨に殺せば』黒川博行
【森 千穂 推薦】犯人が次々と殺されていく――!? 黒マメコンビ第2弾。『二度のお別れ』よりも設定が明るめになっています。一人の男の自殺から事件が派生。ホシと目をつけた人間が不自然な死を遂げていって……。黒マメコンビの会話がとってもオモロい1冊です。
●『退職刑事』都筑道夫
【森 千穂 推薦】20年以上前に書かれたとは思えないほど、洗練された文章。父と息子のかけ合いの妙と、ちょっとした視点の変化でナゾを解く、このディテールはすばらしい!
●『M・R・ジェイムズ怪談全集』(全2巻)M・R・ジェイムズ/紀田順一郎訳
【牧原勝志 推薦】実はこれ「宮部みゆき絶賛」本です。某社のホラー新人賞のパーティーでお会いした時、「よくぞ出してくれました!」と言ってくれたあの笑顔、一生忘れません!
●『ダークホルムの闇の君』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/浅羽莢子訳
【森 千穂 推薦】ファンタジーも楽じゃないっ!? 魔法を使える世界≠R.P.G.の世界という発想がおもしろいっ! 無理矢理凶悪な竜をやらされたり、伝説の城を作ったり、魔王もしなくちゃいけないなんて……。頑張れ! 観光客はあと少しだっ!
●『魔法使いになる14の方法』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ他/大友香奈子訳
【牧原勝志 推薦】あなたも魔法使いになれる……かどうかわからないけど、読んでみてね。そんな気持ちになれるかも。
●『だれも猫には気づかない』アン・マキャフリー/赤尾秀子訳
【渋沢大和 推薦】(国王)ニフィ、これで良いだろうか?(ニフィ)にゃあ(国王)よし、OKだ! これで良いんですか? そう、これで良いんです!
●『タウ・ゼロ』ポール・アンダースン/浅倉久志訳
【小浜徹也 推薦】頂いた訳稿を一心不乱に読んで、「これは間違いなく傑作だ」と確信しました。
●『渚にて』ネビル・シュート/井上勇訳
【小浜徹也 推薦】あまりにも救いのない破滅の物語。読了後、ただ呆然として涙を流すばかりです。
●『惑星カレスの魔女』ジェイムズ・H・シュミッツ/鎌田三平訳
【山村朋子 推薦】わりとよく人にあげました、この本。
【村上友紀恵 推薦】宮崎駿監督、次はこれを映像化してください!!
●『暗闇のスキャナー』フィリップ・K・ディック/山形浩生訳
【小浜徹也 推薦】『アンドロ羊』でもない、『火星のタイム・スリップ』でもない、これこそがディックのベストワン。
●『戦士志願』ロイス・マクマスター・ビジョルド/小木曽絢子訳
【村上友紀恵 推薦】SFは苦手でしたが、ハマりました。毎日一作読みました。今でもまだ時々読み返します。
【小浜徹也 推薦】ハンデだらけの世界を知恵と勢いで乗り越える爽快感。ダメダメ主人公がんばる。
●『逆転世界』クリストファー・プリースト/安田均訳
【山村朋子 推薦】動く都市。設定からして美味なる本!
●『未来の二つの顔』ジェイムズ・P・ホーガン/山高昭訳
【新藤克己 推薦】漫画化されたこともある名作(星野之宣さんによる)。ホーガンだったら《巨人たちの星》三部作かこれでしょう! 『星を継ぐもの』の次はこれです。
●『歌う船』アン・マキャフリー/酒匂真理子訳
【新藤克己 推薦】自分で企画した本。絶対にやりたかった! SFを読んでない人でも読めます。女性の方向けかな?
●『SFベスト・オブ・ザ・ベスト』(上下)ジュディス・メリル編/浅倉久志他訳
【片野巳代子 推薦】このアンソロジーの中でぜひ読んでいただきたいのがスタージョン「隔壁」。スタージョンらしく、どこに話が転がるかまったく見えない展開、そして驚くべき結末。乙一好きにもおすすめです。
●『モンスター・ドライヴイン』ジョー・R・ランズデール/尾之上浩司訳
【渋沢大和 推薦】怖くて、ちょっとおかしくて、なによりグロい! 何も考えずに一気に読んじゃいました。
●『綴り字のシーズン』マイラ・ゴールドバーグ/斎藤倫子訳
【村上幸子 推薦】綴り字の大会があるんだと知ることができてよかったです。
●『密猟者たち』トム・フランクリン/伏見威蕃訳
【渋谷健太郎 推薦】キャッチ的には森博嗣さんのコメントに尽くされているけど、アメリカの良い面を見る感じ。って、“アメリカ”って何だという話になるんだけど。
●『ジャックと離婚』コリン・ベイトマン/金原瑞人・橋本知香訳
【渋沢大和 推薦】ジャックって誰!? 警察、複数のギャング組織……。いろんな人たちから追われる羽目になった新聞記者。大変なんだけど、読んでいて元気が出てしまう自分がいました。
●『箱のなかのユダヤ人』トマス・モラン/小林理子訳
【渋沢大和 推薦】主人公の少年と幼なじみの少女のふれあいがとても温かい作品。映像を頭の中で浮かべながら読みました。とても雰囲気の良い作品です。
●『B型平次捕物控』いしいひさいち
【渋谷健太郎 推薦】所収の『忍者無芸帖』超好きなんですけど。『B型』のほうは読者を選ぶなぁ。ツボにはまるかどうかはあなた次第。ちなみに電子書籍でも発売中!(ちょっと宣伝)
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