『彼女はたぶん魔法を使う』にはじまる、創元推理文庫にて刊行中の人気シリーズ《柚木草平シリーズ》。ここまで第一期刊行として、『初恋よ、さよならのキスをしよう』『探偵は今夜も憂鬱』『刺青(タトゥー)白書』を、お贈りしてきましたが、2007年7月より隔月にて、第二期の刊行をスタートしていきます。
その第一弾は、『夢の終わりとそのつづき』。
柚木ファンの皆様でも、聞き覚えのないタイトルかと。実はこれ1997年に立風書房より刊行されていた『ろくでなし』という作品が、大幅に改稿・改題して《柚木草平シリーズ》として生まれ変わったもの。なぜ、とお思いの方も多いとは思いますが、その辺の経緯は『夢の終わりとそのつづき』の著者あとがきに記してありますので、そちらをご覧ください。
《柚木草平シリーズ》第二期刊行予定
『夢の終わりとそのつづき』 2007年7月刊行
『誰もわたしを愛さない』 2007年9月刊行予定
『不良少女』(仮) 2007年11月刊行予定
〈シリーズ最新作も連載スタート!〉
2007年6月発売の『ミステリーズ!vol.23』より、「捨て猫という名前の猫」というタイトルにて最新長編の新連載が始まります。シリーズとしては6年ぶり、長編としては『刺青白書』以来7年ぶりの新作となります。
娘の加奈子とのお決まりの冒頭シーンに始まり、柚木を憂鬱にさせる事件が静かに幕を開けます。どんな美女が登場するのか、という点にも注目です!