北村薫『ニッポン硬貨の謎』が受賞!
第6回本格ミステリ大賞贈呈式が開かれました

贈呈式01  2006年6月10日、神楽坂・日本出版クラブ会館で、第6回本格ミステリ大賞贈呈式が行われました。

●第6回本格ミステリ大賞●
〈小説部門〉
・『容疑者Xの献身』東野圭吾(文藝春秋)
〈評論・研究部門〉
『ニッポン硬貨の謎』北村薫(小社刊)

 5月に行われた開票式の様子を、司会の霞流一先生が軽妙に紹介しつつ式は始まりました。『ニッポン硬貨の謎』については、小説という形式での発表でありながら、エラリー・クイーンのパスティーシュであり、またクイーン論としても優れているとして、〈評論・研究部門〉の受賞が決定した旨などが説明されました。
 〈小説部門〉の受賞者・東野圭吾先生へ、本格ミステリ作家クラブ会長の北村薫先生からトロフィーと賞状が、さらに、前回の受賞者である法月綸太郎先生から花束が贈呈されました。〈評論・研究部門〉の受賞者である北村先生へは、大賞の執行委員である綾辻行人先生からトロフィーと賞状が、さらに前回の受賞者・天城一先生の代理として日下三蔵先生から花束が贈呈されました。そしてそれぞれの受賞者からご挨拶、と式は進行しました。
 お二方ともおめでとうございました。

贈呈式02  贈呈式終了後、北村先生をお祝いする会が飯田橋のフレンチレストランで催されました。作家、書評家の先生方に、各社編集者の方々と、たくさんの方が駆けつけてくださり、店内には収まりきらないほど。美味しいワインと料理に舌鼓を打ちながら会を楽しむうち、あっというまに終了となりました。

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(2006年7月5日)
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