駒子が一目惚れしたのは、こんな本……?!
著者&装画家の名コンビが贈る、
もうひとつの『ななつのこ』

ななつのこものがたり

〈駒子シリーズ〉のヒロイン・入江駒子の愛読書が、すてきな絵本になりました!

 初めて書いた小説『ななつのこ』で鮎川哲也賞を射止めて以来、常に良質のミステリを紡ぎ、一線で活躍している加納朋子さん。一方、『ななつのこ』の文庫化を皮切りに、加納作品『魔法飛行』『スペース』『掌の中の小鳥』『沙羅は和子の名を呼ぶ』『ささら さや』『てるてるあした』の装画を担当している菊池健(きくち・たけし)さん。
 お二人の素晴らしいコラボレーションを存分にお楽しみください。

 本書の主人公は、ある村に住む「はやて」という男の子と、はやてが「あやめさん」と呼ぶきれいな女の人です。あやめさんは体が弱く、出歩くこともままなりません。訪う人もない寂しい毎日を送っているので、はやてのことを歓迎してくれます。村の出来事をあれこれ話すと、あやめさんは熱心に耳を傾け、はやてが「ふしぎでしょ?」と言ったことには、「こういうことじゃないかしら」と謎解きをしてくれるのでした。

 心やさしく、そしてせつなくもなる、はやてとあやめさんのふれあい。加納さん、菊池さんからの、郷愁に満ちた温かいメッセージを受け取っていただければ幸いです。


『ななつのこものがたり』刊行を記念して、ポストカードを作りました。また、原画展とサイン会を開催します。

●特製ポストカード●
 8枚1組を1000円でお分けします。ご希望の方は、郵便局備えつけの用紙に、住所、氏名、電話番号および、通信欄に「ななつのこものがたりポストカード○組希望」と明記の上、東京創元社 00160-9-1565 までお振込みください。入金を確認後、お送りします。

 詳しくはポストカード販売ページ

●原画展●
 於:ジュンク堂書店池袋本店3F
 2005年9月16日(金)午後より2005年10月15日(日)まで

 詳しくはイベント開催のお知らせページ

●サイン会●
 於:ジュンク堂書店池袋本店
 2005年10月1日(土)14時より

 詳しくはイベント開催のお知らせページ

(2005年8月10日/2005年9月12日)