戸松淳矩『剣と薔薇の夏』が受賞!
第58回日本推理作家協会賞贈呈式が開かれました

贈呈式01  2005年6月28日、新橋・第一ホテル東京にて、第58回日本推理作家協会賞贈呈式が行われました。

●第58回日本推理作家協会賞受賞作●
〈長編部門〉
『剣と薔薇の夏』 戸松淳矩(小社刊)
・『硝子のハンマー』 貴志祐介(角川書店刊)
〈短編部門〉
  該当作品なし
〈評論・その他の部門〉
・『不時着』 日高恒太朗(新人物往来社刊)

贈呈式02  東野圭吾氏の司会で式は進行。有栖川有栖氏による〈長編部門〉選評、桐野夏生氏による〈短編部門〉〈評論その他の部門〉選評が述べられたあと、新しく日本推理作家協会会長に就任された大沢在昌氏からお言葉がありました。
 そして大沢氏から賞状と記念品が贈呈され、受賞者の方々のご挨拶、と式は進行しました。戸松先生は、『剣と薔薇の夏』創作苦労話を披露されました。貴志先生は、『硝子のハンマー』創作秘話に絡めたとても面白いご挨拶をなさいました。日高先生は、『不時着』執筆のための取材旅行中のお話を披露されました。お三方ともおめでとうございました。

贈呈式03  授賞式終了後、戸松先生をお祝いする会が新橋のアイリッシュパブにて催されました。作家の先生方、書評家の先生方のほかにもたくさんの書店員の方が駆けつけてくださり、祝賀会は大盛況。美味しいビールと料理に舌鼓を打ちながら会を楽しむうち、あっというまに終了とあいなりました。

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(2005年7月13日)