2005年3月12日より公開
「ロング・エンゲージメント」

A Very Long Engagement
ジャプリゾの『長い日曜日』が映画化。
くずれたジグソーパズルを埋めていくように、謎を解く見事な手法と驚くべき真実。

ロング・エンゲージメントポスター

 1994年に〈海外文学セレクション〉の1冊として刊行したセバスチアン・ジャプリゾ『長い日曜日』が、2005年3月12日の映画公開にあわせ、創元推理文庫に収録されます。

 映画化名は「ロング・エンゲージメント」。監督はあの「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ。原作刊行時にこの作品に夢中になったジュネが映画化を考えたのですが、すでにワーナーに映画化権が買われていて涙を呑みました。ですが、時は移って「アメリ」で世界的な監督となったジュネが、いまだに映画化が実現していなかったこの作品について、じきじきワーナーに交渉。フランスで撮るという条件も呑ませて映像化を実現させたものなのです。

 主演は、アメリ役のオドレイ・トトゥ。またジョディ・フォスターが、大役ではないが非常に意味のある役で登場します。

 物語の時代は第1次大戦下。主人公マチルドの婚約者マネクが戦場で軍法会議にかけられ処刑される。しかしマチルドは彼の死を本能的に信じない。何かある。そして彼女の必死の調査が始まる。

 すさまじい前線で何があったのか……。マネクの訃報は真実なのか? ジグソー・パズルのピースが次第に埋まっていくように、少しずつ見えてくる真実。見事な謎解きは、まさしくミステリ。映画の凄絶な戦場シーンと、それとは対照的なマチルドのいる絵画的な美しいシーンの数々。完成度の高い映画です。

スチール2 スチール1 スチール2

 『シンデレラの罠』『寝台車の殺人者』『新車の中の女』『殺意の夏』。ミステリ・ファンにとって忘れられない傑作群に、新たに加わるこの1冊をお見逃しなく!


 2005年3月12日 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー公開。
 日本語版サイト:http://long-eng.warnerbros.jp/

 アメリカ版サイト:http://wip.warnerbros.com/avle/


「ロング・エンゲージメント」
一般試写会ご招待のお知らせ

【 試写会ご招待の受付は2005年2月28日に締め切りました 】

「ロング・エンゲージメント」の一般試写会に抽選で25組50名様をご招待します。

ご希望の方はこちらから当ホームページ宛にお申し込みください。

 日時:3月8日(火) 開場:17時45分 開映:18時30分
 会場:東京厚生年金会館 【地図】

お申し込みの際には「試写会希望」と明記のうえ、必ず住所、氏名、電話番号をお知らせください。

締切は2月28日(月)といたします。当選発表は、ご招待券の発送をもってかえさせていただきます。

(2005年1月10日/2005年2月18日)
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