19世紀末の舞台女優と、1970年代の青年の、
時間を越えた恋の物語。
リチャード・マシスン『ある日どこかで』

ある日どこかで  『奇蹟の輝き』に先立つあの名作ロマンティック・ファンタジイ『ある日どこかで』が、ついに邦訳刊行!

 世界幻想文学大賞を受賞し、1980年にはクリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモア主演で映画化。小説・映画ともにカルト的な人気を持ち、アメリカではこの作品のファンクラブがあり、舞台となったホテル・デル・コロナードで毎年コンベンションが行われているとのこと。

 日本では、小説の翻訳はようやく追いつきましたが、映画のファンは本国同様に根強く(聞くところではユーミンもファンだとか)、ファンサイトも開設されています。また宝塚ファンの方は、1995年の月組公演、天海祐希主演で舞台化されたことでもご記憶でしょうね。

 19世紀末の舞台女優と、1970年代の青年の、時間を越えた恋の物語。この1冊は、きっとあなたの心の本棚に、新たに加わる宝物となることでしょう。

 『ある日どこかで』のファンサイトと、やはり熱烈なマシスンのファンで、解説を寄稿してくださった瀬名秀明氏のホームページを、以下にご案内します。ぜひご覧ください。

(2002年3月15日)

本の話題のトップへトップページへもどる