映画「マリー・アントワネットの首飾り」の原点
アレクサンドル・デュマ
『王妃の首飾り』

王妃の首飾り・上

 2002年のお正月映画第2弾として公開される『マリー・アントワネットの首飾り』。まさしくその原作というべき作品が、アレクサンドル・デュマの『王妃の首飾り』です。

 『ベルばら』ファンであればもちろん、史実としても多くの人に知られたこの物語は、読み出したら徹夜間違いなしの面白さです。映画は監督チャールズ・シャイアー(『花嫁のパパ』等の)、ヒロインのジャンヌ・ド・ラ・モット伯爵夫人を、昨年アカデミー賞を受賞したヒラリー・スワンクが演じ、『シン・レッド・ライン』などのエイドリアン・ブロディ、『スリーピー・ホロウ』のクリストファー・ウォーケンらが共演する超豪華コスチューム・プレイという、楽しみな作品です。

王妃の首飾り・下

 大革命前夜のフランス宮廷で起こる、ルイ16世の王妃マリー・アントワネットをめぐる大事件。150万リーブルのダイアをめぐっての暗闘。謎の貴族と美貌の女山師の陰謀、そして恋の織り上げる傑作大ロマン!

 この機会にどうぞ!

(2001年9月28日)
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