●荒俣宏氏推薦――「絶対名作! 王道の大アンソロジーがでた。21世紀はこのバイブルを通じ「怪奇小説の時代」が開く。」
イギリスと並んで、怪奇幻想小説の最も広大な沃野と、奥深い背景を備えているのは日本である。民話、説話から近世の草双紙をへて今日にいたるまで、妖異奇談の類は膨大な量にのぼる。この傑作集は、既刊《怪奇小説傑作集》と併読されることを期して、日本の怪奇小説が最大限のおもしろさ、多様性を発揮した明治以降の精華を選りすぐったものである。読者よ、本書を手がかりとして、“もう一つの文学史”の発見に到達されんことを。序文=紀田順一郎/編者あとがき=東雅夫
ニホンカイキショウセツケッサクシュウ1 日本怪奇小説傑作集〈1〉
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内容紹介
目次
小泉八雲「茶碗の中」
泉鏡花「海異記」
夏目漱石「蛇」
森鴎外「蛇」
村山槐多「悪魔の舌」
谷崎潤一郎「人面疽」
大泉黒石「黄夫人の手」
芥川龍之介「妙な話」
内田百閒「盡頭子」
田中貢太郎「蟇の血」
室生犀星「後の日の童子」
岡本綺堂「木曾の旅人」
江戸川乱歩「鏡地獄」
大佛次郎「銀簪」
川端康成「慰霊歌」
夢野久作「難船小僧」
佐藤春夫「化物屋敷」
泉鏡花「海異記」
夏目漱石「蛇」
森鴎外「蛇」
村山槐多「悪魔の舌」
谷崎潤一郎「人面疽」
大泉黒石「黄夫人の手」
芥川龍之介「妙な話」
内田百閒「盡頭子」
田中貢太郎「蟇の血」
室生犀星「後の日の童子」
岡本綺堂「木曾の旅人」
江戸川乱歩「鏡地獄」
大佛次郎「銀簪」
川端康成「慰霊歌」
夢野久作「難船小僧」
佐藤春夫「化物屋敷」