ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

カイイヒツロクシャ 怪異筆録者

怪異筆録者

在庫あり

定価
968円(本体価格:880円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
356ページ
初版
2021年9月30日
ISBN
978-4-488-49013-3
Cコード
C0193
文庫コード
M-お-6-13
装画
松岡潤
装幀
東京創元社装幀室/フォーマット:本山木犀

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内容紹介

ホラー作家の津久田舞々(つくだまいまい)は、編集者の勧めで訪れた過疎の町・古賀音(こがね)の町長から「滞在してこの町のことを書き残してほしい」と依頼される。到着初日に怪奇現象に見舞われた上、「あるもの」の封印を解いてしまった舞々は、その後も手を替え品を替え迫り来る怪異から逃れつつ、どこか異常なこの町の真実に辿り着く。『奇談蒐集家』の著者が贈る愛すべきジェントル・ゴースト・ストーリー。
(単行本『優しい幽霊たちの遁走曲』改題・文庫化)

著者紹介

太田忠司 (オオタタダシ)

1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学卒業。81年、「帰郷」が「星新一ショートショート・コンテスト」で優秀作に選ばれる。『僕の殺人』以下の〈殺人三部作〉などで新本格の旗手として活躍。2004年発表の『黄金蝶ひとり』で第21回うつのみやこども賞受賞。『刑事失格』に始まる〈阿南〉シリーズほか、〈狩野俊介〉〈探偵・藤森涼子〉〈ミステリなふたり〉〈名古屋駅西喫茶ユトリロ〉など多くのシリーズ作品を執筆。その他『奇談蒐集家』『怪異筆録者』『遺品博物館』『麻倉玲一は信頼できない語り手』『喪を明ける』など著作多数。

著訳者の既刊本

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