ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

カゲフミテイノカイダン 影踏亭の怪談

影踏亭の怪談

在庫あり

定価
858円(本体価格:780円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > ミステリーズ!新人賞
  1. ホラー > 連作短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
312ページ
初版
2023年6月16日
ISBN
978-4-488-45121-9
Cコード
C0193
文庫コード
M-お-17-1
装画
界賀邑里
装幀
西村弘美

オンライン書店で購入

内容紹介

僕の姉は怪談作家だ。本名にちなんだ「呻木叫子(うめききようこ)」というふざけた筆名で、民俗学の知見を生かしたルポ形式の作品を発表している。ある日、自宅で異様な姿となって昏睡する姉を発見した僕は、姉が霊現象を取材していた旅館〈K亭〉との関連を疑い調査に赴くが、深夜に奇妙な密室殺人が発生し──第17回ミステリーズ!新人賞受賞作ほか、常識を超えた恐怖と驚愕が横溢する全4編。

目次

「影踏亭の怪談」
「朧(おぼろ)トンネルの怪談」
「ドロドロ坂の怪談」
「冷凍メロンの怪談」

著者紹介

大島清昭 (オオシマキヨアキ)

1982年栃木県生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。研究者として幽霊・妖怪について論考を発表するかたわら、2020年、怪異と謎解きのバランスの新しさを高く評価された「影踏亭の怪談」で第17回ミステリーズ!新人賞を受賞。主な著書に『現代幽霊論』『Jホラーの幽霊研究』『赤虫村の怪談』『地羊鬼の孤独』、共著に〈怪談オウマガドキ学園〉シリーズがある。

著訳者の既刊本

この本もおすすめ