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リョクイノオンナ 緑衣の女

緑衣の女

在庫あり

定価
1,210円(本体価格:1,100円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 警察小説
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
414ページ
初版
2016年7月15日
ISBN
978-4-488-26604-2
Cコード
C0197
文庫コード
M-イ-7-2
写真
(C)Pall Gudonsson; pallgudjonsson.zenfolio.com (C)Clarissa Leahy/cultura/Image Source/amanaimages
装幀
中村聡

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内容紹介

2003年ガラスの鍵賞、2005年CWAゴールドダガー賞受賞

男の子が拾った人間の骨は、最近埋められたものではなかった。発見現場近くにはかつてサマーハウスがあり、付近には英米の軍のバラックもあったらしい。付近の住人の証言に現れる緑のコートの女。封印されていた哀しい事件が長いときを経て捜査官エーレンデュルの手で明らかになる。CWAゴールドダガー賞・ガラスの鍵賞を受賞。世界中が戦慄し涙した、究極の北欧ミステリ登場。訳者あとがき/文庫版に寄せて=柳沢由実子

著者紹介

アーナルデュル・インドリダソン

1961年アイスランドの首都レイキャヴィク生まれ。父親は高名な作家インドリディ・G・トーステンソン。アイスランド大学で歴史学と映画を専攻し、卒業後新聞社に就職。その後、フリーの映画評論家になる。1997年にレイキャヴィク警察の犯罪捜査官エーレンデュルを主人公とするシリーズ第一作Synir duftsinsで作家デビュー。3作目にあたる『湿地』と次の『緑衣の女』で2年連続してガラスの鍵賞を受賞。『緑衣の女』では、英国のCWAゴールドダガー賞も受賞している。

柳沢由実子 (ヤナギサワユミコ)

1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。ストックホルム大学スウェーデン語科修了。主な訳書に、インドリダソン『湿地』『緑衣の女』『声』『湖の男』『厳寒の町』『印(サイン)』、ヘニング・マンケル『殺人者の顔』『目くらましの道』『北京から来た男』、マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー『刑事マルティン・ベック 笑う警官』、ドロシー・ギルマン『悲しみは早馬に乗って』、アリス・ウォーカー『勇敢な娘たちに』、カーリン・アルヴテーゲン『満開の栗の木』などがある。

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