ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

サイン 【単行本版】

印

在庫あり

定価
2,200円(本体価格:2,000円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 警察小説
判型
四六判並製
ページ数
382ページ
初版
2022年5月13日
ISBN
978-4-488-01112-3
Cコード
C0097
写真
a-wrangler/Getty Images
装幀
東京創元社装幀室/フォーマット:本山木犀

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内容紹介

彼女は湖のほとりのサマーハウスで首を吊っているのを発見された。夫によると二年前に親密だった母親を病で失って以降、精神的に不安定になっていたという。死後の世界に興味をもち、霊媒師のもとに出入りしていたことも判明する。自殺で間違いない。だが本当に? 捜査官エーレンデュルは、微(かす)かな疑問を抱き孤独な捜査を進める。

暴かれる悲痛な過去、明らかになる驚愕の真実に心の奥底までゆさぶられる、北欧ミステリの巨人の好評シリーズ第6弾。

著者紹介

アーナルデュル・インドリダソン

1961年アイスランドの首都レイキャヴィク生まれ。父親は高名な作家インドリディ・G・トーステンソン。アイスランド大学で歴史学と映画を専攻し、卒業後新聞社に就職。その後、フリーの映画評論家になる。1997年にレイキャヴィク警察の犯罪捜査官エーレンデュルを主人公とするシリーズ第一作Synir duftsinsで作家デビュー。3作目にあたる『湿地』と次の『緑衣の女』で2年連続してガラスの鍵賞を受賞。『緑衣の女』では、英国のCWAゴールドダガー賞も受賞している。

柳沢由実子 (ヤナギサワユミコ)

1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。ストックホルム大学スウェーデン語科修了。主な訳書に、インドリダソン『湿地』『緑衣の女』『声』『湖の男』『厳寒の町』『印(サイン)』、ヘニング・マンケル『殺人者の顔』『目くらましの道』『北京から来た男』、マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー『刑事マルティン・ベック 笑う警官』、ドロシー・ギルマン『悲しみは早馬に乗って』、アリス・ウォーカー『勇敢な娘たちに』、カーリン・アルヴテーゲン『満開の栗の木』などがある。

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