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アニノサツジンシャ 兄の殺人者

兄の殺人者

在庫なし

定価
990円(本体価格:900円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
324ページ
初版
2010年5月28日
ISBN
978-4-488-24006-6
Cコード
C0197
文庫コード
M-テ-7-4
写真
(C)Fotosearch
装幀
岩郷重力+WONDER WORKZ。

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内容紹介

霧の夜、弁護士事務所の共同経営者である兄オリバーから急にオフィスに呼び戻されたサイモンは、そこで兄の射殺死体を発見する。仕事でも私生活でもトラブルを抱えていたオリバーを殺したのは、一体何者か? 警察の捜査に納得できず独自の調査を始めたサイモンは、兄の思わぬ秘密に直面する。英国探偵小説と人間ドラマを融合し、クリスティを感嘆させた伝説的デビュー作、復活。解説=森英俊

著者紹介

D・M・ディヴァイン

1920年スコットランド生まれ。大学職員時代、英国有数のミステリ出版社コリンズ社の探偵小説コンクールに投じた『兄の殺人者』がアガサ・クリスティから高く評価され、執筆活動に入る。デビュー以降もアントニイ・バウチャー、H・R・F・キーティングら具眼の士より絶賛される、極めて完成度の高い本格作品をものした。死後出版の『ウォリス家の殺人』を含め、その生涯で13作の推理小説を発表した。1980年没。

野中千恵子 (ノナカチエコ)

1938年生まれ。東京外国語大学英米科卒業。翻訳家。訳書にリンスコット「推定殺人」、オームロッド「左ききの名画」、ディヴァイン「兄の殺人者」「五番目のコード」「こわされた少年」、パーマー「ペンギンは知っていた」などがある。

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