ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

ジュウトジョシュセキノウタ 銃と助手席の歌

銃と助手席の歌

未刊

定価
1,430円(本体価格:1,300円)
ジャンル
  1. 海外ミステリ > 犯罪小説
  1. 海外ミステリ > 冒険小説
  1. 海外ミステリ > 青春ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
450ページ
初版
2025年2月21日
ISBN
978-4-488-20310-8
Cコード
C0197
文庫コード
M-ス-18-1
写真
Abstract Aerial Art/Getty Images
装幀
國枝達也

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内容紹介

ウィルバー・スミス冒険小説賞受賞作

高校を退学になったばかりの少女チャーリーは、 金の延べ棒(インゴツト)を盗んだことで姉の恋人と争いになり、彼を殺してしまう。現場に居合わせたナオという大学生の提案で、ふたりは死んだ男の車に乗り、死体を捨て、ハイウェイを走りだす。あとを追ってくるのは何者か? なぜ車には黄金が隠されていたのか? 正反対の性格で、ともに帰る家なき少女たちの共闘を描くクライムサスペンス! 著者あとがき=エマ・スタイルズ/解説=杉江松恋

著者紹介

エマ・スタイルズ

ロンドン生まれの作家。西オーストラリア州パースで育ったのち、長く獣医師として働く。イースト・アングリア大学で文学(犯罪小説)の修士号を取得。2022年『銃と助手席の歌』でデビュー。本書は23年ウィルバー・スミス冒険小説賞を受賞したほか、英国推理作家協会賞(新人部門)ならびにオーストラリア推理作家協会賞(新人部門)の最終候補にも選出された。犯罪小説界の新鋭として注目を集めている。

圷香織 (アクツカオリ)

上智大学国文学科卒。英米文学翻訳家。訳書にオルツィ「紅はこべ」、マクニール「チャーチル閣下の秘書」「エリザベス王女の家庭教師」、チュウ「夜の獣、夢の少年」、ワスマー「シェフ探偵パールの事件簿」、グッドマン「夜明けを探す少女は」などがある。