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シミノテチョウ10 紙魚の手帖 vol.10 APRIL 2023

紙魚の手帖 vol.10 APRIL 2023

在庫あり

定価
1,540円(本体価格:1,400円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 紙魚の手帖
  1. 国内ミステリ > ミステリ
判型
A5判並製
ページ数
367ページ
初版
2023年4月14日
ISBN
978-4-488-03115-2
Cコード
C0093
装画
Noribou
装幀
アルビレオ

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内容紹介

■桜庭一樹、新連載『名探偵の有害性』スタート。■乾ルカ、近藤史恵、笹原千波、白尾悠、雛倉さりえの豪華執筆陣による読切と、『007/カジノ・ロワイヤル』宝塚歌劇にて舞台化記念、 宝塚歌劇団 宙組トップスター・真風涼帆の特別インタビューで贈る、特集「舞台!」。■本邦初訳短編やシリーズ紹介コラムなどで贈る、小特集「読む、味わう、絶対ハマる!〈猟区管理官ジョー・ピケット〉の世界」。■宮澤伊織、読切短編掲載ほか。


目次

【新連載】
名探偵の有害性 第1回 桜庭一樹
●一世を風靡したかつての名探偵。わたしは彼の、助手だった――直木賞作家が贈る最新長編!

【特集 舞台(ステージ)!】
ここにいるぼくら 近藤史恵
●「キャス変」が、いかに大きな波紋を呼ぶか、ぼくはまったく気づいていなかった

宝石さがし 笹原千波
●夢を諦めたデザイナーと、挫折を経験したバレエダンサー。ふたりが挑む新たなステージは――

おかえり牛魔王 白尾 悠
●正しく目立つ、美しい同僚。空気を読まず、定時で颯爽と職場から消える彼女が、何より優先するものとは

ダンス・デッサン 雛倉さりえ
●劇団に所属し、日々ミュージカルの舞台に立つ瀬木。心にはいつも亡くなった友人、理人の姿があった

モコさんというひと 乾 ルカ
●二・五次元の観劇を生きがいにする真美。あるフォロワーの呟きに目が止まって……

『007/カジノ・ロワイヤル』宝塚歌劇にて舞台化記念 特別インタビュー
宝塚歌劇団 宙組トップスター 真風涼帆

【小特集 読む、味わう、絶対ハマる!〈猟区管理官ジョー・ピケット〉の世界】
発砲あり C・J・ボックス 野口百合子 訳
●広大な丘陵地帯でハンターの車が撃たれた。猟区管理官のジョー・ピケットが現場に向かうと……。大人気シリーズが短編で登場!

〈猟区管理官ジョー・ピケット〉シリーズの魅力 西部の大自然と心優しき正義の男 三橋 曉
ここだけの訳者あとがき 野口百合子
2023年6月刊行! 新刊 『Off the Grid』紹介

【小説】
明治殺人法廷 第4回 芦辺 拓
●質屋一家六人殺しの現場は、あらゆる場所が内側から施錠されていた。惨劇の現場を訪れた二人を待ち受けるものは

きみのかたち 第7回 坂木 司
●新学期になってからシュンが登校していない。今彼は、どこにいて、何を考えているんだろう?

特撮なんて見ない 第7回 澤村伊智
●音無が主演女優として姉を連れてきたことで、湯浅組に新たな波紋を呼ぶことに……

記憶の対位法 第4回 高田大介
●人種、出自、貧富、教育。さまざまな分断に抗い己のあり方を問う若者達の選択は――

ときときチャンネル#4【近所の異世界散歩してみた】 宮澤伊織
●同居人の天才科学者・多田羅と動画配信を始めたさくら。なんだかんだで第4回、今回のネタは……?

【特別企画】
第23回本格ミステリ大賞候補作決定!
第23回本格ミステリ大賞予選会選評・選考経過
日本推理作家協会賞の新部門「翻訳小説賞」スタート

【ESSAY】
私の小さな地図帖 その一 海へつづく道 山崎佳代子
装幀の森 第6回 アルビレオ
翻訳のはなし 第8回 仕事と締め切り 杉田七重
乱視読者の読んだり見たり 第6回 『ロリータ』と映画 若島 正
ホームズ書録 蔵書の価値に十年以上気づかなかった『怪人魔人』 北原尚彦

【COLUMN】
ひみつのおやつ*取引先からいただくお土産 なみあと
私の必需品*ブックカバー 砂村かいり

【INTERVIEW 期待の新人】
真紀涼介

【INTERVIEW 注目の新刊】
『赤い月の香り』 千早 茜
『花に埋もれる』 彩瀬まる

【BOOKREVIEW】
[文芸全般]   瀧井朝世
[国内ミステリ] 宇田川拓也
[翻訳ミステリ] 村上貴史
[SF]      渡邊利道
[ファンタジイ] 三村美衣

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