ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

バカミタイナハナシ! 馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ

馬鹿みたいな話!

在庫あり

定価
2,090円(本体価格:1,900円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > ミステリ
判型
四六判上製
ページ数
392ページ
初版
2022年5月31日
ISBN
978-4-488-02871-8
Cコード
C0093
装画
前田なんとか
装幀
石松経章(Keisyo事務所)

オンライン書店で購入

内容紹介

*第10位〈週刊文春〉2022ミステリーベスト10 国内部門

昭和36年、中央放送協会(CHK)でプロデューサーとなった大杉日出夫の計らいで、ミュージカル仕立てのミステリ・ドラマの脚本を手がけることになった風早勝利。四苦八苦しながら脚本を完成させ、ようやく迎えた本番。アクシデントを乗り切り、さあフィナーレという最中に主演女優が殺害された。現場は衆人環視下の生放送中のスタジオ。駆け出しミステリ作家・風早と那珂一兵が、殺人事件の謎解きに挑む! 戦前の名古屋を活写した『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』、年末ミステリランキングを席巻した『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』に続く、“昭和ミステリ”シリーズ第3弾。ミステリ作家デビュー『仮題・中学殺人事件』から50周年&卒寿記念出版。

著者紹介

辻真先 (ツジマサキ)

1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHK勤務後、『鉄腕アトム』『サザエさん』『サイボーグ009』『デビルマン』『Dr.スランプ アラレちゃん』など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。現在でもTVアニメ『名探偵コナン』の脚本を手掛けるほか、大学教授として後進の指導にあたっている。82年『アリスの国の殺人』が第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。19年に第23回日本ミステリー文学大賞を受賞。20年刊行の『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』は、年末ミステリランキング3冠を達成する。

著訳者の既刊本

この本もおすすめ