バカミタイナハナシ! 馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ
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内容紹介
*第10位〈週刊文春〉2022ミステリーベスト10 国内部門
昭和36年、中央放送協会(CHK)でプロデューサーとなった大杉日出夫の計らいで、ミュージカル仕立てのミステリ・ドラマの脚本を手がけることになった風早勝利。四苦八苦しながら脚本を完成させ、ようやく迎えた本番。アクシデントを乗り切り、さあフィナーレという最中に主演女優が殺害された。現場は衆人環視下の生放送中のスタジオ。駆け出しミステリ作家・風早と那珂一兵が、殺人事件の謎解きに挑む! 戦前の名古屋を活写した『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』、年末ミステリランキングを席巻した『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』に続く、“昭和ミステリ”シリーズ第3弾。ミステリ作家デビュー『仮題・中学殺人事件』から50周年&卒寿記念出版。