●堀晃氏推薦――「盤面から理性の限界を超えた宇宙が見える」
●山田正紀氏推薦――「これは運命(ゲーム)と戦うあなた自身の物語」
●飛浩隆氏推薦――「宮内はあなたの瞳(め)に碁石(いし)を打つ。瞬くな」
彼女は四肢を失い、囲碁盤を感覚器とするようになった──若き女流棋士の栄光をつづり、第1回創元SF短編賞で山田正紀賞を贈られた表題作にはじまる全6編。同じジャーナリストを語り手にして紡がれる、盤上遊戯、卓上遊技をめぐる数々の奇蹟の物語。囲碁、チェッカー、麻雀、古代チェス、将棋……対局の果てに、人知を超えたものが現出する。2010年代を牽引する新しい波。
*第2位『SFが読みたい!2013年版』ベストSF2012国内篇
バンジョウノヨル 盤上の夜 【単行本版】
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内容紹介
第33回日本SF大賞受賞
第1回創元SF短編賞 山田正紀賞
第147回直木賞候補
目次
「盤上の夜」
「人間の王」
「清められた卓」
「象を飛ばした王子」
「千年の虚空」
「原爆の局」
「人間の王」
「清められた卓」
「象を飛ばした王子」
「千年の虚空」
「原爆の局」