「もしかして俺たち──遭難してるのかな」
「遭難と決めるのはまだ早い。要は気の持ちようだ」
軽い気持ちで登った山で道に迷い、その夜無人駅に泊まる羽目に陥った大学生・佐倉とその友人・高瀬は、廃屋と思い込んでいた駅前の建物〈三上理髪店〉に深夜明かりが灯っているのを目撃する。好奇心に駆られた高瀬は佐倉が止めるのも聞かず、理髪店のドアを開けてしまう。そこには……
第四回ミステリーズ!新人賞受賞作の「夜の床屋」ほか、子供たちを引率して廃工場を探索することになった佐倉が巻き込まれる、真夏の奇妙な陰謀劇「ドッペルゲンガーを捜しにいこう」など全七編。「日常の謎」に端を発しながら予期せぬ結末が用意された、不可思議でチャーミングな連作短編集。
文庫版では『夜の床屋』と改題しました。
インディアンサマーソウドウキ インディアン・サマー騒動記 【単行本版】
在庫なし
- 定価
- 1,870円(本体価格:1,700円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 四六判仮フランス装
- ページ数
- 276ページ
- 初版
- 2011年3月25日
- ISBN
- 978-4-488-01764-4
- Cコード
- C0093
- 装画
- 中島梨絵
- 装幀
- 岩郷重力+WONDER WORKZ。
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内容紹介
目次
「夜の床屋」
「空飛ぶ絨毯」
「ドッペルゲンガーを捜しにいこう」
「葡萄荘のミラージュ I 」
「葡萄荘のミラージュ II 」
「『眠り姫』を売る男」
「エピローグ 」
「空飛ぶ絨毯」
「ドッペルゲンガーを捜しにいこう」
「葡萄荘のミラージュ I 」
「葡萄荘のミラージュ II 」
「『眠り姫』を売る男」
「エピローグ 」