ヒースロー空港で発生した爆破テロ。精神分析医デーヴィッド・マーカムはテレビ越しに、事件に巻き込まれて負傷した先妻ローラの姿を目撃する。急ぎ病院に駆けつけたが、すでに彼女の命は失われていた。その「無意味な死」に衝撃を受けて以降、ローラ殺害犯を捜し出すためデーヴィッドは様々な革命運動に潜入を試みるが……。新たな千年紀(ミレニアム)を求め“革命”に熱狂する中産階級。世紀のSF作家バラードの到達点。訳者あとがき=増田まもる
*第9位『SFが読みたい!2012年版』ベストSF2011海外篇
文庫版では『ミレニアム・ピープル』と改題しました。
センネンキノタミ 千年紀の民 【単行本版】
在庫なし
- 定価
- 2,420円(本体価格:2,200円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 四六判上製
- ページ数
- 302ページ
- 初版
- 2011年1月25日
- ISBN
- 978-4-488-01650-0
- Cコード
- C0097
- 装幀
- 岩郷重力+WONDER WORKZ。