【第8回本格ミステリ大賞〈小説部門〉受賞】
舞台は、急成長の途上にある宗教団体の聖地、神倉。大学に顔を見せない部長を案じて、推理小説研究会の後輩アリスは江神二郎の下宿を訪れる。室内には神倉へ向かったと思しき痕跡。様子を見に行こうと考えたアリスにマリアが、そして就職活動中の望月、織田も同調、4人はレンタカーを駆って木曾路をひた走る。〈城〉と呼ばれる総本部で江神の安否は確認したものの、思いがけず殺人事件に直面。外界との接触を阻まれ囚われの身となった一行は決死の脱出と真相究明を試みるが、その間にも事件は続発し……。江神シリーズ待望の書き下ろし第4長編。著者あとがき=有栖川有栖
*第1位『週刊文春』「2007ミステリーベスト10」/国内部門
*第1位『2008 本格ミステリ・ベスト10』/国内ランキング
*第3位『このミステリーがすごい!2008年版』国内編
ジョオウコクノシロ 女王国の城【単行本版】
在庫なし
- 定価
- 2,420円(本体価格:2,200円)
- ジャンル
- レーベル
- 判型
- 四六判上製
- ページ数
- 508ページ
- 初版
- 2007年9月28日
- ISBN
- 978-4-488-01227-4
- Cコード
- C0093
- 装幀
- 大路浩実
- 図面作成
- 天工舎 安井俊夫