■ 『サルバドールの復活 上・下』ジェレミー・ドロンフィールド/越前敏弥訳 【創元推理文庫】
旧友ジュリアの葬儀で、久々に顔を合わせた三人の女性。ジュリアの義母に招待され、足を踏み入れた古城で明らかになる戦慄の事実とは? 2003年度年間ベスト1を獲得した『飛蝗の農場』を凌駕する第二作。
*第1位CSミステリチャンネル「闘うベストテン」/海外部門
*第4位週刊文春「2005年ミステリーベスト10」/海外部門
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■ 『愚か者の祈り』ヒラリー・ウォー/沢万里子訳 【創元推理文庫】
被害者の空白の五年間を追う二人の刑事。初期傑作、待望の邦訳。故郷に帰ったとき、彼女は殺されていた。老練なダナハー警部と若いマロイ刑事は、失踪から死までの五年間の空白を追う。『失踪当時の服装は』と並ぶ初期傑作、待望の邦訳。
*第3位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/作家部門
*第10位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/総合ベスト10
*第5位「2006 本格ミステリ・ベスト10」/海外ミステリランキング
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■ 『エラリー・クイーンの国際事件簿』エラリー・クイーン/飯城勇三訳 【創元推理文庫】
美味なる犯罪を求めて世界を周遊する名探偵兼ミステリ作家、エラリー・クイーン。行く先々で供される珍味佳肴は異彩を放つものばかり。日本ではかの有名な帝銀事件に仰天!
*第3位 『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/読者部門
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■ 『ニッポン硬貨の謎』北村薫 【単行本】
幼児連続殺人事件に挑む、来日中の名探偵エラリー・クイーン。〈五十円玉二十枚の謎〉との関連は? 敬愛する本格ミステリの巨匠に捧げる、北村薫の華麗なるパスティーシュ。名探偵エラリー・クイーンが解く、五十円玉二十枚両替事件の真相。
*第4位「2006本格ミステリ・ベスト10」/国内ミステリランキング
*第9位 週刊文春「2005年ミステリーベスト10」国内部門
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■ 『摩天楼の怪人』島田荘司 【創元クライム・クラブ】
50年近く前の嵐の晩、マンハッタンの摩天楼で起きた殺人事件の犯人は私。告白したのは死を前にした往年の大女優。不可能犯罪の謎に御手洗潔が挑む。島田荘司、華麗なる傑作!
*第6位「2006 本格ミステリ・ベスト10」/国内ミステリランキング
*第10位週刊文春「2005年ミステリーベスト10」国内部門
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■ 『犬はどこだ』米澤穂信 【ミステリ・フロンティア】
犬探し専門の仕事をはじめたはずなのに、いきなり舞い込んだのは失踪人探しと古文書の解読。いったいこの事件の全体像は? 『さよなら妖精』の著者が放つ青春私立探偵小説。
*第8位 「2006年版 このミステリーがすごい!」/国内編ベストテン
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■ 『模像殺人事件』佐々木俊介 【創元クライム・クラブ】
木乃家に現れた二人の包帯男が、共に数年来消息不明だった長男だと名乗る。本人を見極めようとする間にも、外来者を巻き込んだ変事が続発。北辺に建つ邸に胚胎する悲劇とは。一作きりの推理作家が遺した手記はホワットダニットの謎に満ち……。
*第10位「2006 本格ミステリ・ベスト10」/国内ミステリランキング
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■ 『もつれ』ピーター・ムーア・スミス/伏見威蕃訳 【創元推理文庫】
20年前に失踪した小さな妹、いったい何があったのか? 統合失調症の青年、パイロット・エアリーは今、事件の真相を、そして自身の記憶の底を探り始めた。衝撃のデビュー作!
*第10位 『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/評論家・翻訳家部門
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