2021年、タイ。とある夏の未明、天を衝くかのごとくに巨大な塔が轟音とともに出現した。それには20年先の未来の日付が刻まれていた。クロノリス(時の石)と名付けられた巨塔は、その後も続々と現代へ送り込まれ、出現エネルギーで世界各地の都市を破壊してゆく。アメリカの国家機関はついにその出現予知に成功するが……。物語は刻々と2041年へ迫りゆく。空前の時間侵略SF! 解説=堺三保
*第4位『SFが読みたい!2012年版』ベストSF2011海外篇
クロノリス トキノヒ クロノリス─時の碑─
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内容紹介
【キャンベル記念賞受賞作】
20年先の未来から次々と送り込まれる巨石クロノリス(時のモノリス)が
その出現エネルギーで都市を破壊してゆく。
『時間封鎖』の著者が描く、空前の時間侵略戦争!