時間封鎖を乗り越え繁栄を謳歌する地球人類。精神科医サンドラが担当する謎めいた少年が持つノートには、一万年後の未来に復活した人々の手記が綴られていた。サンドラは巡査ボースと協力して少年とノートの謎を追うが、不自然な妨害に遭う。一方、手記中の未来世界では、十二個の惑星を連結した〈連環世界〉を旅する移動都市国家が“仮定体”の謎を解き明かすべく、荒れ果てた地球をめざしていた。《時間封鎖》三部作、遂に完結。解説=大野万紀
*第5位『SFが読みたい!2013年版』ベストSF2012海外篇
レンカンウチュウ 連環宇宙
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内容紹介
【年間ベスト1位・星雲賞受賞『時間封鎖』に始まる三部作の完結編】
スピン解除から1万年後、〈連環世界〉を旅する
移動都市は荒れ果てた地球をめざす