ニホンカイキショウセツケッサクシュウ3 日本怪奇小説傑作集〈3〉
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内容紹介
明治以降、日本の怪奇小説は、怪異を客観化することで大きく革新された。幻想への科学的な指向性。社会の合理主義から逸脱し怪奇を紡ぎ出す、意識の闇への沈潜。あるいは、疑問や躊躇を抱きつつ怪奇幻想を受容し肯定する、語りの装置としての懐疑精神……。さらに、戦後半世紀の社会環境の変化が、恐怖という感性と、怪奇小説に変容をもたらす。文芸、ミステリ、SF等のジャンルを超えた、多彩な作家たちによる17編を収める最終巻。序文=紀田順一郎/編者あとがき=東雅夫
目次
山川方夫「お守り」
吉行淳之介「出口」
小松左京「くだんのはは」
稲垣足穂「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」
都筑道夫「はだか川心中」
荒木良一「名笛秘曲」
三浦哲郎「楕円形の故郷」
星新一「門のある家」
半村良「箪笥」
中井英夫「影人」
吉田健一「幽霊」
筒井康隆「遠い座敷」
阿刀田高「縄--編集者への手紙--」
赤江瀑「海贄考」
澁澤龍彦「ぼろんじ」
皆川博子「風」
高橋克彦「大好きな姉」
吉行淳之介「出口」
小松左京「くだんのはは」
稲垣足穂「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」
都筑道夫「はだか川心中」
荒木良一「名笛秘曲」
三浦哲郎「楕円形の故郷」
星新一「門のある家」
半村良「箪笥」
中井英夫「影人」
吉田健一「幽霊」
筒井康隆「遠い座敷」
阿刀田高「縄--編集者への手紙--」
赤江瀑「海贄考」
澁澤龍彦「ぼろんじ」
皆川博子「風」
高橋克彦「大好きな姉」