●伊坂幸太郎氏推薦――「文章の完璧さと恐ろしいまでの美意識が、どこか異様で、格好いいです。」
天使へと解体される少女に、独白する書家の屍に、絵画を写す園に溺れゆく男たちに垣間見える風景への畏怖、至上の美。生者と死者、残酷と無垢、喪失と郷愁、日常と異界が瞬時に入れ替わる。――綺の字は優美なさま、巧みな言葉を指し、譚の字は語られし物を意味する。本書収録の15篇は、小説技巧を極限まで磨き上げた孤高の職人による、まさに綺譚であり、小説の精髄である。解説=石堂藍
キタンシュウ 綺譚集
在庫あり
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内容紹介
目次
「天使解体」
「サイレン」
「夜のジャミラ」
「赤假面傳」
「玄い森の底から」
「アクアポリス」
「脛骨」
「聖戦の記録」
「黄昏抜歯」
「約束」
「安珠の水」
「アルバトロス」
「古傷と太陽」
「ドービニィの庭で」
「隣のマキノさん」
「サイレン」
「夜のジャミラ」
「赤假面傳」
「玄い森の底から」
「アクアポリス」
「脛骨」
「聖戦の記録」
「黄昏抜歯」
「約束」
「安珠の水」
「アルバトロス」
「古傷と太陽」
「ドービニィの庭で」
「隣のマキノさん」