エフィラハオヨギダセナイ エフィラは泳ぎ出せない
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内容紹介
震災を機に故郷を、家族を、知的障害のある兄を捨てて上京したフリーライター・小野寺衛は、兄の急死の知らせを受け、7年ぶりに故郷・松島に帰る。かつて一緒に遊んだ海岸で兄は自死したらしいが、衛は信じることができない。兄の死の謎を追う衛が知ることになる、慟哭の真実とは? 障害者への無意識の差別、きょうだい児問題、貧しさへの“怒り”に満ちた筆致で贈るミステリ。著者あとがき=五十嵐大
目次
第一章 小野寺衛の追懐
第二章 小野寺健蔵の悔恨
第三章 涌谷妙子の渇望
第四章 酒井百合の欺騙
第五章 小野寺衛の慟哭
第二章 小野寺健蔵の悔恨
第三章 涌谷妙子の渇望
第四章 酒井百合の欺騙
第五章 小野寺衛の慟哭