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オヒトヨシノホウカゴ お人好しの放課後 御出学園帰宅部の冒険

お人好しの放課後

在庫なし

定価
814円(本体価格:740円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
  1. 国内ミステリ > 青春ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
270ページ
初版
2017年8月31日
ISBN
978-4-488-48311-1
Cコード
C0193
文庫コード
M-あ-19-1
装画
456
装幀
折原若緒

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内容紹介

授業が終われば速やかに帰宅し、成績は平均以上、通学区域で社会奉仕をすべし──帰宅部といっても佐々木幸弘が入学した御出学園の場合、正式な部活動としての規定がある。ベニヤ製の人形が夜な夜な徘徊していると聞いて調査に乗り出したのは、地域の皆さんのためにと燃えたわけではなく単なる成り行きだったが、結果的に帰宅部メンバーの認知度は上がり、相談と称してささやかな事件が持ち込まれるようになる。それなりに、または懸命に、使命を果たすべく奮闘する生徒たち。笑いのち友情ときどき謎の高校生活を描く、軽やかなデビュー連作集。解説=佳多山大地

目次

「小出君、夜歩く。」
「たたかうにんじん」
「左利きの月」
「お姫様たちの文化祭」

著者紹介

阿藤玲 (アトウレイ)

岡山県生まれ。甲南女子大学文学部国文学科卒業。

著訳者の既刊本

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