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サンマクノサツイ 三幕の殺意

三幕の殺意

在庫なし

定価
792円(本体価格:720円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
296ページ
初版
2012年5月31日
ISBN
978-4-488-44904-9
Cコード
C0193
文庫コード
M-な-1-4
写真
(C)iStockphoto.com/Katrina Brown
装幀
岩郷重力+WONDER WORKZ。

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内容紹介

昭和四十年十二月初旬。名峰、燧ヶ岳が目の前にそびえる尾瀬沼の湖畔に建つ、朝日小屋。その冬はじめての雪が降り積もる夜、離れに住む日田原聖太が頭を殴打され、殺された。山小屋には被害者に殺意を抱く複数の男女が宿泊していた。容疑者の一人でもある、刑事の津村武彦を中心に、お互いのアリバイを検証してゆくが……。叙述トリックの名手として独自の世界を築いた著者の遺作。著者あとがき=中町信/解説=戸川安宣

著者紹介

中町信 (ナカマチシン)

1935年1月6日、群馬県生まれ。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら、67年から雑誌に作品を発表。第17回江戸川乱歩賞の最終候補に残ったのが、初長編の『模倣の殺意』である。以降、叙述トリックを得意とし、『空白の殺意』『天啓の殺意』『追憶の殺意』など、大がかりなトリックで読者を唸らせた。2009年6月17日逝去。

著訳者の既刊本

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