サンマクノサツイ 三幕の殺意
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内容紹介
昭和四十年十二月初旬。名峰、燧ヶ岳が目の前にそびえる尾瀬沼の湖畔に建つ、朝日小屋。その冬はじめての雪が降り積もる夜、離れに住む日田原聖太が頭を殴打され、殺された。山小屋には被害者に殺意を抱く複数の男女が宿泊していた。容疑者の一人でもある、刑事の津村武彦を中心に、お互いのアリバイを検証してゆくが……。叙述トリックの名手として独自の世界を築いた著者の遺作。著者あとがき=中町信/解説=戸川安宣
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