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カイカテツドウタンテイ 開化鉄道探偵

開化鉄道探偵

在庫あり

定価
814円(本体価格:740円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > ミステリ
  1. 国内ミステリ > 時代本格
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
326ページ
初版
2021年2月12日
ISBN
978-4-488-43921-7
Cコード
C0193
文庫コード
M-や-7-1
装画
アオジマイコ
装幀
大岡喜直(next door design)

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内容紹介

明治12年。鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。「建設中の鉄道の工事現場で不審な事件が続発している。それを調査してほしい」という依頼を伝えるためだった。日本の近代化のためには、鉄道による物流が不可欠だと訴える井上の熱意にほだされ、草壁は快諾。ところが調査へ赴く彼らのもとに、工事関係者の転落死の報が……。解説=香山二三郎

著者紹介

山本巧次 (ヤマモトコウジ)

1960年和歌山県生まれ。中央大学法学部卒。第13回「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉となった『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』で2015年にデビュー。18年、『阪堺電車177号の追憶』で第6回大阪ほんま本大賞を受賞。また、『開化鉄道探偵』は単行本刊行時に「このミステリーがすごい!2018」をはじめとしたミステリランキングにランクインし、好評を博した。他の著作に『軍艦探偵』『早房希美の謎解き急行』などがある。

著訳者の既刊本

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