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ユウレイシンシ/イジョウモノガタリ 幽霊紳士/異常物語 柴田錬三郎ミステリ集

幽霊紳士/異常物語

在庫なし

定価
1,210円(本体価格:1,100円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
482ページ
初版
2014年9月12日
ISBN
978-4-488-43911-8
Cコード
C0193
文庫コード
M-し-8-1
装画
森美夏
装幀
山田英春

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内容紹介

全身をグレイ一色につつんだ異色の名探偵・幽霊紳士が事件関係者の前に現われた時、謎は解き明かされる――どんでん返しの趣向に満ちた全12話で構成される『幽霊紳士』。若き日の名探偵の活躍を描くホームズ・パスティーシュなど、世界各都市を舞台にした奇怪な出来事を描く8編を収録する『異常物語』。時代小説の大家による、本格ミステリ連作集と、長らく入手不可能だった奇想に満ちた短編集を合本で贈る。解説=末國善己

目次

「幽霊紳士」
女社長が心中した
老優が自殺した
女子学生が賭をした
不貞の妻が去った
毒薬は二個残った
カナリヤが犯人を捕えた
黒い白鳥が殺された
愛人は生きていた
人妻は薔薇を怖れた
乞食の義足が狙われた
詩人は恋をすてた
猫の爪はとがっていた

「異常物語」
生きていた独裁者
妃殿下の冒険
5712
名探偵誕生
午前零時の殺人
妖婦の手鏡
密室の狂女
異常物語

著者紹介

柴田錬三郎 (シバタレンザブロウ)

1917年岡山県生まれ。慶應義塾大学卒。在学中『三田文学』に「十円紙幣」を発表。戦後、編集者生活を経て、51年『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。代表作に『御家人斬九郎』『赤い影法師』『徳川太平記』などがあり、〈眠狂四郎シリーズ〉は一大ブームとなった。1978年没。

著訳者の既刊本

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