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トケイヲワスレテモリヘイコウ 時計を忘れて森へいこう

時計を忘れて森へいこう

在庫あり

定価
858円(本体価格:780円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 青春ミステリ
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
334ページ
初版
2006年6月30日
ISBN
978-4-488-43202-7
Cコード
C0193
文庫コード
M-み-2-2
装画
おおた慶文
装幀
柳川貴代

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内容紹介

同級生の謎めいた言葉に翻弄され、担任教師の不可解な態度に胸を痛める翠は、憂いを抱えて清海の森を訪れる。さわやかな風が渡るここには、心の機微を自然のままに見て取る森の護り人が住んでいる。一連の話を材料にその人が丁寧に織りあげた物語を聞いていると、頭上の黒雲にくっきり切れ目が入ったように感じられた。その向こうには、哀しくなるほど美しい青空が覗いていた……。ミステリ作家・光原百合のデビューを飾った心やさしい物語。著者あとがき=光原百合/解説=石黒達昌

著者紹介

光原百合 (ミツハラユリ)

1964年広島県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。在学時から詩や童話とともにミステリも執筆、98年にミステリとして最初の著書となる『時計を忘れて森へいこう』を刊行する。2002年「十八の夏」が第55回日本推理作家協会賞短編部門を、11年『扉守 潮ノ道の旅人』が第1回広島本大賞を受賞。他の著書に『風の交響楽(シンフオニー)』『遠い約束』『最後の願い』『銀の犬』『イオニアの風』などがある。2022年没。

著訳者の既刊本

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