ミツハノイチゾク ミツハの一族
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内容紹介
未練を残して死んだ者は鬼となり、水源を涸らし村を滅ぼす──。鬼の未練の原因を突き止めて解消し、常世に送れるのは、八尾一族の「烏目役」と「水守」ただ二人のみ。大正12年、H帝国大学に通う八尾清次郎に、烏目役の従兄が死んだと報せが届いた。新たな烏目役として村を訪ねた清次郎。そこで出会った美しい水守と、過酷な運命に晒される清次郎を描く、深愛に満ちた連作集。
目次
「水面水鬼」
「黒羽黒珠」
「母子母情」
「青雲青山」
「常世現世」
「黒羽黒珠」
「母子母情」
「青雲青山」
「常世現世」