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ヨロズヲヒクモノ よろずを引くもの お蔦さんの神楽坂日記

よろずを引くもの

未刊

定価
770円(本体価格:700円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
238ページ
初版
2024年12月20日
ISBN
978-4-488-43014-6
Cコード
C0193
文庫コード
M-さ-6-4
装画
トミイマサコ
装幀
大野リサ

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内容紹介

高校生の望と祖母のお蔦さんが暮らす神楽坂では、近頃万引きが多発しているという。商店街全体で警戒していた矢先、逃げる犯人に突き飛ばされ和菓子店の主人が怪我をしてしまう。正義感に駆られる望は、友人と万引き犯を捕まえようと思い立つのだが……。商店街で起きた騒動を描いた表題作の他、全七編を収録。粋と人情、そして美味しい手料理が味わえる大好評シリーズ第四弾!

目次

「よろずを引くもの」
「ガッタメラータの腕」
「いもくり銀杏(ぎんなん)」
「山椒(さんしよ)母さん」」
「孤高の猫」
「金の兎」
「幸せの形」

著者紹介

西條奈加 (サイジョウナカ)

1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞、21年『心淋し川』で第164回直木三十五賞を受賞。

著訳者の既刊本

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