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コゴエルシマ 凍える島 【新装版】

凍える島

未刊

定価
858円(本体価格:780円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
  1. 国内ミステリ > 鮎川哲也賞
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
280ページ
初版
1999年9月24日
改訂
2025年9月19日
ISBN
978-4-488-42707-8
Cコード
C0193
文庫コード
M-こ-1-1
装画
飯田研人
装幀
鈴木久美

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内容紹介

喫茶店〈北斎屋〉店長の野坂あやめは、得意客やその友人を含む男女八名で、瀬戸内海に浮かぶS島を訪れた数年前まで新興宗教の聖地だったという島で、良質な退屈を楽しむはずが、密室状況で無惨な刺殺体が発見されてしまう。それが悲劇の幕開けとなり、一人また一人と殺され疑心暗鬼に陥る一行。霧に包まれた孤島で何が起きているのか。著者の原点たる第4回鮎川哲也賞受賞作。解説=杉江松恋

著者紹介

近藤史恵 (コンドウフミエ)

1969年大阪市生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。93年に『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2008年に『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞。人間心理の機微を描く筆力の見事さには定評がある。著書に『ガーデン』『ねむりねずみ』の他、『タルト・タタンの夢』にはじまる〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ、『それでも旅に出るカフェ』『ホテル・カイザリン』『山の上の家事学校』『風待荘へようこそ』など多数。

著訳者の既刊本

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