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セカイノノゾムセイヒツ 世界の望む静謐

世界の望む静謐

在庫あり

定価
1,034円(本体価格:940円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 倒叙推理
  1. 国内ミステリ > 短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. 乙姫警部シリーズ
判型
文庫判
ページ数
448ページ
初版
2025年1月31日
ISBN
978-4-488-42127-4
Cコード
C0193
文庫コード
M-く-2-14
装画
牧野千穂
装幀
岩郷重力+h.k

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内容紹介

あなたのことは、最初から疑っていました──漫画家を殺してしまった担当編集者、悪徳芸能プロモーターを手にかけた歌謡界の“元”スター、自分を裏切った腹心の部下に死の鉄槌を下した人気タレント文化人、過去を掘り返し脅迫してくる同僚の口を封じた美大予備校の講師。彼らは果たして、いつ、何を間違えてしまったのか。罪を犯した者たちの前に死神めいた警部が立ちはだかる。解説=千街晶之

目次

「愚者の選択」
「一等星かく輝けり」
「正義のための闘争」
「世界の望む静謐」

著者紹介

倉知淳 (クラチジュン)

1962年静岡県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年、『競作 五十円玉二十枚の謎』への投稿を経て翌94年、『日曜の夜は出たくない』で本格的な作家デビューを飾る。以後、ユーモラスで親しみやすい作風ながら、ミステリとしての完成度にも妥協しない、高いクオリティの作品群を書き続けている。2001年、『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞を受賞。他の著作に『過ぎ行く風はみどり色』『星降り山荘の殺人』『幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイト探偵ノート』『ほうかご探偵隊』『皇帝と拳銃と』『死体で遊ぶな大人たち』『猫の耳に甘い唄を』などがある。

著訳者の既刊本

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